Web 2.0時代の新しい名刺「MiniCards」


英国の企業「MOO」が発売している名刺「Minicards」が注目を集めている。
「Minicards」は縦28mm、横70mmという、普通の名刺の約半分のサイズ。
100枚セットとなっており、表側に自分の連絡先、裏側にFlickrの写真や、Second Lifeの自身のアバター画像といった好きな画像を印刷することができる


このカードは、数世紀にわたって利用されてきた名刺に新たな意味を加え、Web 2.0時代を生きる人たちの「さりげない交流の手段」に変えようとしている。

表面がラミネート加工されたMiniCardsは、これまでの縦54mm×横86mmの名刺より小さく、表側には連絡先、裏側には自分の好きな写真を印刷できる。

サイズが小さいので、通常の名刺を22枚作成できる大きさの用紙で、MiniCardsなら52枚作成可能だ。

このカードがWeb 2.0の文化と強く結びついたのは、「Flickr」「Second Life」「Fotolog」「Bebo」「Habbo Hotel」など、オンラインコミュニティーをベースとしたサービスの利用者の間で、自己紹介に適したツールとして急速に広まったからだ。


 これほど人気が出た理由としては、ユーザーが好きなようにカードをカスタマイズできたことが大きい。MiniCardsにはどんな画像でも載せられるうえ、各カードごとに異なる画像を載せることも可能だからだ。


面白い使い方ができそうで、どう進化していくかが楽しみだ。