年金着服問題 社会保険庁の不正はまだまだ続く


社会保険庁や市区町村の職員が着服した年金保険料や同庁職員が不正受給した給付金が計約3億4000万円に上っている問題で、舛添厚生労働相は4日、閣議後の記者会見で、同庁職員の処分状況が非公表だった1997年度以前の処分や刑事告発状況について詳しい調査を指示したことを明らかにした。

そのうえで、舛添厚労相は「もし、刑事告発していなければ、今からでも告発する。横領のようなことをやった連中は、きちんとろう屋に入ってもらう」と述べた。


これ以上は調査しないと社会保険庁はいっていたが、いい加減国民をなめるなと言いたい。
ここまで腐りきっていると、特殊法人化したら余計にひどいことをしそうだ。民主党が言ってたと思うが、国税庁の下に置き監視し、人員も削減できるので、特殊法人化(自民党)はよりはましだとつくづく思う。
今の社会保険庁がそのまま名を変えて、存続すると思うと考えるだけでも寒気がする。


舛添厚生労働相がどこまでできるかわからないが、今回の年金着服問題での厚労大臣の言動がガス抜きとなり、うやむやにならないことを切に思う。
一応、手腕を見ていきたいものだ。