21日夜が観測チャンス オリオン座流星群


昨年、予想を超える出現を見せたオリオン座流星群が、まもなく極大を迎えます。


オリオン座流星群は、毎年10月中旬から下旬に活動する流星群です。
ハレー彗星から放出されるダスト(砂粒)の流れが、この時期に地球と遭遇し、そのダストが地球大気に飛び込んで流星となるものです。


昨年のオリオン座流星群は、今までにない規模の活動を見せ、国内では1時間あたり100個以上の流星が観測されるなど、過去最大級の出現を記録。
2006年には及ばないものの、2007年にも流星群の出現数が増える可能性があることが判明。
日本では、放射点が昇る10月21日22時頃から空が明るくなる22日5時頃まで、注意して観察する必要があります。


出現数は昨年よりも少ないと予想され、例年(1時間に10〜20個)よりも少し多い程度でしょう。
また市街地など明るい空のもとでは、さらに少なくなってしまいます。


天候が良ければ、21日午後10時ごろから22日午前5時ごろまでが観測のチャンス。


ストレス社会で心の安らぎを求める上でも、じっくり空を見上げるのもいいかもれしれない。
自然の凄さを知れば悩みなんか吹っ飛ぶかも。年に1度のことだから見ても損はしないと思う。