漁業燃料費補填・・・政府、危機感に対応


政府が28日に決定した漁業用燃料の高騰対策は「事実上、国が燃料を漁業者に買い与える」という前例のない内容になった。
政府は当初、直接的なコスト補てんには慎重だったが、7月15日の一斉休漁などで国民的なレベルに高まった危機感に応えざるを得なくなった形だ。


総事業費745億円の対策で直接に支出される国費は当面、計200億円。水産庁は「07年度の補正予算と今年度の当初予算の中からかき集めた」と説明しているが、目玉のコスト補てんに充てる80億円については、具体的な算定根拠を示していない。


漁船用A重油は価格転嫁の遅れなどから8月以降も値上がりする見通し。との事を思うと、長期的に今の価格が固定されることも想定されるので、80億円では全然足りなくなる。
完全なバラマキだな。


根本的なエネルギー対策は考えないと、また同じような結果になると思うのだが、しかし、どうして目先のことしか考えないのかね。
それと、動き(対策)が遅すぎだし、中途半端だよ。