こんにゃくゼリー事故・・・対策は業界頼み


兵庫県男児がゼリーをのどに詰まらせて死亡した事故を受け、農林水産省は3日、再発防止策について衛生上の問題はないことなどから、販売規制はできないのが実情。
農水省も強制権限を持たないため、対策は業界の自主規制に委ねられている。
こんにゃくゼリーの販売は継続、商品回収も行わない−。


9月30日に兵庫県の事故が公表された直後、農水省は「子供や高齢者は食べないで」という警告表示を大きくすることや、子供向け菓子と分けた販売の要請など、再発防止策を取ることを業界団体に求め、取り組み状況を3日までに報告するよう通達した。


現行では、こんにゃくゼリーの販売を規制する法律はない。
大きさや形状が原因でのどに詰まることはあっても、衛生上の問題はないため、厚生労働省も保健所も「食品衛生法の規制外」として、回収命令などは出していない。


昨年問題になって海外ではきちんと対処した。注意勧告があっても日本は何もしてこなかったツケだね。
食品業界に自主規制できるわけがないし、現状では食品業界に期待できるものはない。
何のために官庁はあるのかね。
これからは農薬等の混入は論外として、消費者が賢くならいとね。