GWG会長、事業譲渡の凍結表明 やっと謝罪会見を行う


グッドウィル・グループ(GWG)が、子会社「コムスン」(東京都港区)の介護事業をグループ内の別会社に事業譲渡しようとした問題で、GWGの折口雅博会長は8日記者会見し、事業譲渡をいったん凍結させることを表明した。


都道府県から不正を指摘されそうになると、先に自主廃業する「処分逃れ」を組織的に繰り返していたことを認め、コムスンの樋口公一社長を引責辞任させるとしたが、自らは会長職にとどまるとし、介護事業も続ける意向を示した。


昨年12月にコムスンによる介護報酬の不正請求の疑いが浮上して以降、折口会長が記者会見したのは初めて。


折口会長は、処分逃れについて、樋口社長から「1か所でも指定取り消しを受ければ、連座制を適用されて、全拠点の更新ができなくなると言われたから」と説明。コムスンの子会社だった「日本シルバーサービス」(NSS)の株式を先月末にグループ内の別会社に譲渡したのは、「厚生労働省による処分を想定し、介護事業の受け皿にするためだった」と認めた。


折口会長は辞任しないとのことだが、この介護報酬は約90%が公金であることは忘れいないか。これ不正に取得したわけだから、詐欺ではないか。はっきりいって犯罪だ。
社会的責任があるからやめないといっているが、犯罪行為同等のことをしておきながらだよ。
株価も下がったみたいだから、当然のことだ。

厚生労働省の責任も重い。介護に市場原理を導入すれば、こういう事態は容易に予想できたのに、何の監督もしないし、安全策を講じてこなかった。
オタオタしているだけで、見苦しい限りだ。