Lotus Symphonyが多言語化、日本語にも対応


IBMは1月18日、無償オフィススイート「Lotus Symphony」の対応言語を24カ国語に増やしたと発表した。


Lotus Symphonyとは
ワープロ表計算、プレゼンテーションソフトで構成され、OpenOfficeのコードを基盤とし、OpenDocument Format(ODF)、Microsoft Officeフォーマット、Lotus SmartSuiteフォーマットに対応する。


これまでは英語版のみだったが、最新版のSymphonyβ3では、フランス語、ドイツ語、日本語、中国語、韓国語、ロシア語など24カ国語の言語パックを提供。
言語パックにはスペルチェック辞書も含まれ、ユーザーは好きなだけ言語パックをインストールできる。
Lotus SymphonyIBMのWebサイトからダウンロード可能。
対応OS:Windows XPWindows VistaSUSE Linux Enterprise Desktop 10、Red Hat Enterprise Linux 5。


これまでオフィス市場ではMicrosoftの独壇場となって久しいが、IBMは今回の多言語化とかAppleが手を組みiPhoneおよびiPod touch用バージョンのLotus Notesを提供する予定するとか対抗すべく着々と進めている状況となっている。
ますます激化しそうな市場ではあるが、利用者にとっては競争原理が働いて良い方向に進むのではないだろうか。