mixiが修正規約を公表・・・ユーザーに著作権を明記


ミクシィは3月19日、SNSmixi」の新規約(4月1日から適用)の条文を一部修正すると発表した。
修正前の規約は「ユーザーの日記をミクシィが無断で公開・出版できる」とも受け取れる内容で、ユーザーが反発していたが、修正規約では、日記の著作権がユーザーに帰属することを明記。「ミクシィが日記を使用する際、ユーザーが設定している公開の範囲を超えることはない」などと明記した。


当初の新規約にあった「ユーザーはミクシィに対し、著作者人格権を行使しない」という条文は削除。
「日記などの情報を使用するに当たって、情報の一部または氏名表示を省略できるものとする」と新たに定めた。


反発食らうのは当然で、ネットユ−ザ−を甘く見ているとしか思えない。
記憶に間違えなければ、数年前著作者人格権について、はてなでも問題になったが撤回した経由があるなかで、今回mixiがこの点を持ち出したことは試したのかと思える。
著作者人格権が深く浸透している結果が出た以上は、同じようなサイトを運用している企業にとってもいい教訓となろう。


気になった規約があった。
「日記の内容を閲覧したり第三者に公開する際の条件として、当初は「ミクシィが同意を求めるメールを送信してから2日以内に、拒否するメール回答がなかった場合」としていたが、これを「7日以内」に延長した。」
基本的に承諾を前提している点が問題だ、メ−ルの未着等不都合があった場合知らずに承諾する形になるから、ユ−ザ−のことは考えると不承諾を基本とすべきであろう。
ミクシィの姿勢が不信感を持たざるを得ない。