里帰りウナギ・・・すべて「輸入」表示に


ウナギの産地偽装問題が相次いでいることを受け、全国のウナギ輸入業者でつくる「日本鰻(うなぎ)輸入組合」は3日、海外で育て日本に逆輸入する「里帰りウナギ」が産地偽装の温床になっているとして、今後はすべて国産ではなく輸入ウナギと表示すると発表した。


JAS法では、日本と外国の両方で育てても、国内での養殖期間が長ければ国産と表示できる。
このため日本で取ったウナギの幼魚を、経費が安く、成長も早い台湾などに輸出し、大きく育てた後に逆輸入して、国産と表示するケースが増加している。


一方で外国での養殖の時期や状態を確認するのが難しいことにつけ込み、外国産ウナギを輸入して、里帰りウナギと称している例も多いと言われていた。


知らなかったなあ。
日本産と外国産では倍以上の価格差があるので、間単に利益があがり産地偽装は絶えないのだろう。
消費者としては刻印された表示を信じるしかないが、こうも続々と食品偽装があるということは、罰則を受けてもまだ美味しい部分があるのだろう。


現行は性善説をとっているため、悪いことはしないだろうということで甘いように思える(強制調査がないとか)
完全にモラルがなくなっている現在、法整備を整えるべきであろう。
人の口に入るものだから、農水省はしっかりしてもらいたい。