長崎市長銃撃される


伊藤一長市長がJR長崎駅前で17日夜、暴力団幹部に拳銃で撃たれ、胸部大動脈損傷などによる大量出血のため死亡した。
殺人未遂の現行犯で逮捕した山口組暴力団水心会」会長代行、城尾哲弥容疑者(59)の容疑を殺人に切り替え、市内の自宅や水心会事務所などを家宅捜索し、詳しい動機や背景を追及している。
トップを失った市は、朝から臨時部長会を開き対応を協議した。


長崎市役所では、朝から半旗が掲げられ、各所に記帳所が設けられた。
市長職務代行者に就任した内田進博副市長を中心に、臨時部長会を開催。
全員で黙祷(もくとう)を捧げた後、内田副市長は沈痛な表情で、残された職員が協力して市政を進めることを呼びかけた。


伊藤市長は今月22日に投開票の市長選に立候補。選挙運動中で、街宣運動を終えた後長崎駅前にある選挙事務所前で選挙カーを降りた際、城尾容疑者に約1メートル背後の至近距離から2発撃たれた。


原爆に対し厳然とした対応していた伊藤市長が殺害されたことは、憤りを感じる。
これだけの人物をなくすことは、長崎だけではなく日本にとって損失である


今回の衝撃的事件で、今後政治が萎縮していくのが怖いことである。暴力が台頭することは、絶対あってはならないことである。
社会が毅然とした暴力をなくすようにしなければならない。

今回の伊藤市長の死亡を無駄にしてはいけない。断固として戦うべきである。