ドコモの逆襲か。携帯向け定額音楽配信WMA対応


新サービスの「うた・ホーダイ」は、対応サイトをマイメニュー登録することで定額で音楽配信サービスが利用できるサービス。
料金はコンテンツ配信を行なう事業者ごとに異なり、ナップスターが運営する音楽配信サービス「Napster」では定額プラン「Napster To Go」がうた・ホーダイに対応し、月額1,980円で利用できる。
うた・ホーダイは、904iシリーズ全5機種が対応し、あわせて全5機種ともWMAに対応する。


うた・ホーダイの楽曲形式は3GPPで、うた・ホーダイ対応サイトごと定額料金を支払う仕組み。
ナップスターの場合はPC向けの月額料金を支払うことで携帯電話からも利用でき、レーベルゲートでも定額制音楽配信の提供を予定する。
また、10MBのiモーションを再生できる動画再生機能を全5機種でサポートするほか、N904iのみ携帯電話向け音楽番組配信サービス「ミュージックチャネル」に対応する。


新サービスとして、
1.「2in1」
1台の携帯電話で電話番号とメールアドレスを2つ利用できるサービス。月額料金は945円で、片方の番号で契約している各種サービスなどは追加料金不要で利用できる。モードを切り替えると本体の電話番号やメールアドレスだけでなく電話帳や発信履歴も切り替わるほか、異なるモードの情報は参照できないなどセキュリティ機能もサポートする。

2.「直感ゲーム」
対応サイトからダウンロードしたゲームを「傾ける」「振る」「手をかざす」「体を動かす」という動作で操作できるサービス。
対応機種は「P904i」「SH904i」「D904i」の3機種で、P904i、SH904iはGestureTek社の「GestureTek EyeMobile」技術により、携帯電話のカメラを通じて動きを察知し、iアプリに結果を反映。D904iは加速度センサーにより端末の傾きを察知する仕組みで、こちらは「傾ける」「振る」という動作のみサポートする。


既存のサービスも強化。
カメラと連動し、オークションサービス「楽オク」に出品したい商品の情報と画像が一度に登録できるiアプリ楽オク出品アプリ」、
モバイルバンキング用iアプリiアプリバンキング」、クレジットサービス「DCMX」「iDTM」アプリをプリインストールするほか、
全機種がフルブラウザ機能、GPS機能を標準搭載。
また、F904iはワンセグN904iはHSDPAに対応するが、903iシリーズと異なり型番は「904i」で統一されている。


NTTドコモの今回の携帯は、ゲ−ム・楽曲に力が入れているみたいで付加価値を高め、シェア獲得に自信を高めているみたいだ。
顧客の奪い合いになるみたいだ。

個人的には、価格面で下がることを期待したい。