失敗繰り返さず、有効活用可能か


小学6年生と中学3年生の全児童・生徒を対象とする全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)は24日、約77億円をかけ、国公私立の全小中学校の98.95%に当たる約3万2700校で行われた。
学力低下への懸念を背景に子どもたちの課題を見つけ、改善につなげていく目的の学力テスト。
約40年前に行われていたテストは、学校・自治体間の「学力コンテスト」と言われる競争激化を理由に廃止された。
 

文科省はテストの結果公表は都道府県単位にとどめるとしているが、学校や市町村が自らの判断で結果を保護者に説明することはできる。それらを独自に集計するなどして順位をつけることは可能だ。


学校、事前対策そしてコンテスト化
学校間の成績競争による全国学力テストのためだけの勉強することがあったと聞く。つまり事前対策することも考えられる。
それが学校の順位を上げるだけの目的とした全国学力テストにならないだろうか。
だからこそ、いままで行われなかった理由ではないのか。


日本という国は、教育こそが最大の財産だと思う。それが文科省がやるべき最大の仕事だが、詰込教育からゆとり教育へ移り、成績が下がったからまた変更しようと言うのか。
こうなることはわかりきったことだったに、理念がなさすぎ。
それにしても、他にやることがあると思うのだが。(約77億もかけて)