グーグル新サービス批判


ネット上の地図をクリックすると、その場所の周囲360度の風景が映し出されるという、インターネット検索最大手グーグルが新しく開始したサービス「ストリート・ビュー」をめぐり、プライバシーの侵害ではないかとの批判が強まっている。


「ストリート・ビュー」は、グーグルの地図サービスと連動した機能で、5月末に提供が始まった。現在、サンフランシスコやニューヨークなどの特定の都市が対象だが、グーグルは今後、範囲を広げていくとしている。


ところが、利用者がこのサービスで街角を精査してみると、穏当とはいえない場面や、プライバシーの侵害すれすれの場面が次々に見つかった。
サンフランシスコ中心部では、ビキニ姿で日光浴を楽しむ若い女性の姿も見つかった。
また、さくを乗り越えてアパートに入ろうとしている男が写っていた。ネット上では、このサービスで映し出された風景から面白い場面を拾い出したブログなども始まり、人気を集めている。


画像は、グーグルの撮影隊によって撮影されたもので、プライバシー侵害との批判を避けるため、公共の道路からの撮影に限定している。

しかし、公共の場といっても、芝生で日光浴している姿や、アダルトショップに出入りする姿を全世界に公開されてもしかたがないのか、という疑問が噴き出してきた。


ネットの進化に伴い、丸裸にされていくみたいで怖い。これが恣意的に利用されると、ある一定の方向に動かされる危険を感じた。
物質的欲望に走っているみたいで、しっぺ返しないことを切に思う。