携帯電話 通信料と端末代金を分離へ 


総務省は携帯電話の料金体系の見直しを盛り込んだ「モバイルビジネス研究会」の最終報告書を公表。


売店に販売奨励金を払って「1円携帯」など端末を安く販売させ、代わりに通信料を上乗せして回収する商法を改め、通信料と携帯端末の代金を分離した料金プランの導入を携帯各社に求める内容。
各社は、報告に沿ったプランの検討を始めており、08年度から端末の価格は割高だが通信料は割安な料金プランが登場する。


報告書は、新しい料金体系を08年度から試験導入し、10年をめどに本格導入することを求めた。ただ、各社は「新プランへの変更を一気に進めると影響が大きい」とし、当面、現行プランも継続する方針。新プランと現行プランのどちらが主流になるかは、消費者の判断など市場動向にも左右される。


また報告書は、携帯端末はそのままで、他の携帯会社に契約を変更できる仕組みを10年をめどに導入するよう提言した。携帯の大半は、電話番号情報を記録した「SIMカード」と呼ぶICカードが内蔵され、他社の携帯に入れても通話できないようカギをかけている。報告書は総務省に対し、10年時点でカギの解除を義務付ける方向で検討するよう求めた。


TVでこの携帯料金体系を取り上げていた。なぜ通話料がばか高いのかがおぼろげながらわかったような気がする。
何も説明しないで、携帯本体料金を通話料に上乗せし、その明細をも説明しないは腑に落ちない。
早急に見直しを図り、消費者に提示すべきであろう。どちらにしろ(新・現行プラン)、きちんと明細を出すべきである。でないと確認しようがない。
今後の動きを注視したい。