がん5年生存率(地域中核病院の施設名)を公表


地域のがん治療の中核的な施設30医療機関からなる「全国がんセンター協議会」は、加盟医療機関のがん患者の5年生存率などの成績を、ホームページ上で公表した。


厚生労働省の研究班が治療成績を判定する基準を示して分析したもので、施設名を含めて公表したのは初めて。


公表したのは、代表的ながんである胃がん、肺がん、乳がん、大腸がんの四つのがんの治療成績で、症例数が100例以上などの一定の条件を満たし、数字の公表に同意した15医療機関。99年に初回の入院治療を受けたがん患者の治療成績について、施設別に、がんの進行度に応じた症例数や生存率をまとめた。


今回発表された数字は一概に信用するのはどうかと思う。細かい数値はでてないみたいで、軽い症状と重症の場合は成功率は違うだろうし。
数字第一主義となり、軽い症状だけ受付けて数字を上げようとして、重症の場合の受診を回避する様な事が起こらないことを危惧する。
利用者の立場としては、正確な情報を開示してもらいものだ。今後の対応を期待したい。