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がんワクチンの実用化前進へ

国立がんセンター中央病院が、治療の難しいすい臓がん、胆道がん患者を対象に「がんワクチン」の臨床試験に着手。

がんワクチン（自らの免疫機能の向上、がん細胞を退治）は、副作用の少ない第４の治療法として期待が高い
がん治療・研究の拠点である同センターが臨床試験に乗り出すことで、実用化に向けて前進すると期待。

ワクチンには、正常細胞にはなく、がん細胞の表面にある「ＷＴ１」というたんぱくのかけら（ペプチド）を利用。
体内に入ると、がん細胞だけを直接攻撃する免疫細胞（キラーＴ細胞）を増やす作用がある。

高度医療の進化にはめざましいものがあり頼もしい限りである。今回の試験で成功することを祈りたい。
最近医療過誤や事故が多いのも危惧するので、ただその安全性を確保を万全にしてもらいたい。
願わくばこういう医療が万人に受けられることを切に思う。