NY原油、一時初の100ドル台へ


明け最初の取引となった2日のニューヨーク商業取引所原油先物相場で、国際的な指標となるテキサス産軽質油の2月渡し価格が一時、1バレル=100ドルちょうどを付け、史上初めて100ドルの大台を超えた。


原油価格は、昨年11月20日に1バレル=99・29ドルの最高値を付けた後、12月に入って90ドルを割り込んだこともあった。原油価格が再び騰勢を強めたことで、米国をはじめ世界で景気減速への懸念が高まりそうだ。


1年間で60ドルから100ドルへ値上がりし、完全に原油はマ−ネゲ−ムの対象になっている現象だ。
ますます白熱しつつある原油市場である。いくらまで上がるかが予測できない状況で、日本でのガソリン価格のさらなる上昇などで更なる消費者の生活の圧迫が懸念される。
景気が深刻化しそうなイヤな年初の原油の高騰だ。気を引き締めないといけないね。