東芝撤退・・・新世代DVDの規格


新世代DVDの規格をめぐる主導権争いは、「HD DVD」を主導する東芝が再生機器類の製造を停止する方向となったことで、今後はソニーなどが推す「ブルーレイ・ディスク(BD)」に一本化される見通しとなった。


東芝は米国で、HDの再生機をウォルマートなどの小売店を中心に2万円を切るような「採算割れ覚悟」の破格の値段に設定してきた。その効果もあり、米国でのHD機の販売台数は、米マイクロソフトのHD対応の家庭用ゲーム機を含めて100万台を超える。


また企業論理で突っ走ってきた結果、消費者に多大なる影響が出るみたいだ。
前回のVHSとベータ戦争といい、次世代DVDでも規格争いが世界中の消費者を巻き込む形になって、国内外を問わずHD機購入者への対応が重い課題になるのは間違いない。
こういうことをやっていると消費者から見放されるぞ。