被害者傍聴制度・・・少年審判に15日から


被害者遺族らによる少年審判の傍聴制度を盛り込んだ改正少年法が15日、施行される。
いつ審判があるのかさえ把握できなかった遺族らにとって、加害少年の姿を見て、事件の内容を知ることができるのは大きな前進だが、審判の教育的機能が損なわれると指摘する声もある。


対象
人を死傷させた事件で、同日以降の審判について被害者側が傍聴を申し出れば、家裁は少年の心身の状態などを考慮し、付添人弁護士の意見を聴いて許可するか決める。


被害者が事実を知るということは一歩前進した感じは受けるが、遺族の存在が加害者の萎縮で事実を話せなくなり、更生が妨げられるとの意見があるみたいだが、そういうことを起こす人間が萎縮するとは思えない。


ただ、好き勝手で言われて被害者の心がまた傷つく方の危険性が高いような気がする。
今後は出てくるであろう問題点をしっかり検証し、改善すべきであろうな。