国内初の心肺同時移植成功・・・30代男性に容体安定(大阪大)


兵庫県災害医療センター(神戸市)で脳死と判定された男性の心臓と両方の肺を、30歳代男性に移植する国内初の「心肺同時移植」手術が大阪大で17日行われ、深夜に終了した。手術は成功し、患者の容体は安定しているという。


男性患者は、先天性の心臓疾患に伴って肺高血圧症となり、呼吸困難などを起こす「アイゼンメンジャー症候群」で、根本的な治療は心肺同時移植しかなかった。日本臓器移植ネットワークが、心肺同時移植の待機登録を始めて間もない2003年8月に登録した。


技術革新で今まで助けられなかった人が助かるのは喜ばしい事と思うが、昨今の病院での医師不足により助けられない事を考えると・・・。
いい方向に進んでほしいものだ。