熱中症・・・各地で猛暑


日本列島は13日、高気圧に覆われ、各地で最高気温が35度以上の「猛暑日」となり、岐阜県揖斐川町で36.4度を記録した。東京、大阪など大都市部も軒並み30度を超え、名古屋市は35.5度に達した。

14日の最高気温も午後零時過ぎ、浜松市天竜区や愛知県新城市などで35度を超えた。気象庁は「風通しの良い場所で過ごし、こまめに水分補給を」と熱中症への警戒を呼びかけている。


熱中症とは、
暑熱環境で発生する障害の総称。

皮膚血管の拡張によって血圧が低下、脳血流が減少しておこるもので、めまい、失神などがみられます。顔面そう白、呼吸回数の増加、唇のしびれなどもみられます。脈は速くて弱くなります。

大量の汗をかき、水分の補給が追いつかないと脱水がおこり、熱疲労の原因となります。脱水による症状で、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などがみられます。

  • 熱射病

体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態です。意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)が特徴で、頭痛、吐き気、めまいなどの前駆症状やショック状態などもみられます。また、全身臓器の血管がつまって、脳、心、肺、肝、腎などの全身の臓器障害を合併することが多く、死亡率も高い。

  • 熱けいれん

大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんがおこります。暑熱環境下で長時間の運動をして大量の汗をかく時におこるもので、最近ではトライアスロンなどで報告されています。


熱中症では予防が大切です。暑い時には熱中症の兆候に注意し、おかしい場合には早めに休むこと。
尚、まだ暑さに慣れてない場合は、特にかかりやすいので注意が必要であろう。
体調が悪い時は無理をしないこと。
そしてこまめに水分補給が必要になる。


汗をかいた場合は水分補給に塩分も必要になるので注意すること。
まあ、一番にいいのがスポ−ツドリンクがいいかもしれないね。